【SDGs】アドバンテージ・アール・エーの取組み
弊社では、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、活動を続けております。
◆「NPO法人よこすかなかながや」について
名称:特定非営利活動法人 よこすかなかながや
設立:2016年より活動を開始、2022年11月4日にNPO法人となる
目的:「子どもの今の心と命を救う」ことを理念とし、子ども食堂の開催を基点とし
すべての家庭に対する育児支援、生活支援、学習支援を行い、子どもたちの健全な
成長を目的としている
名前の由来:よこすかなかながや = 横須賀なか長屋
「なか」には3つの意味が含まれています
①なかま、なかよし ②おなかいっぱい ③よこすかのまんなか
2016年 理事長である和田信一氏が子ども食堂「よこすかなかながや」を始める
家庭の事情により食事が摂れない子どもに無料で食事を提供する
当初は月2回開催(2か所の会場を借り、1回ずつ開催)
その後、現在の横須賀市池上にて週3回(火・木・土)食事を提供
2017年 ある企業の支援により、現在の「学校のある日は毎日」食事の提供を開始
企業からの支援は半年でなくなるが、やるからには続けたいとの想いが強く
個人の資産を運営費に充て、続けることに
2018年 メディアに取り上げられるようになる
放送後、単発の支援をいただくことはあるが継続支援には至らず
2022年 「NPO法人 よこすかなかながや」設立
行政(学校、市役所、児童相談所)等と連携するには個人運営の団体では難しいこともあり、NPO法人を設立
「ながやキッチン」開店
2023年 「ながやキッチン」閉店
2024年 フリースクール「つばめの学校」開設
日本テレビ「24時間テレビ」にてながやをフルリホーム
現在に至る
◆現在の主な活動
1)子ども食堂
毎日、朝・昼・夜の食事を無料で提供
2)フードパントリー(食材の配達支援)
毎週木曜日に34軒の家庭に食材を配達
3)フリースクール、フリースペース 月・火・金 10時~
4)防犯パトロール(土曜日の夜に自主パトロール)
◆アドバンテージ・アール・エーの関わり
ARAでは2022年8月より、下記のイベントの費用を支援しています
2022年8月 大阪研修の費用
当時プロバスケットボールの選手を目指していた高校生P君と一緒に
Bリーグの解説をしている鈴木慶太氏を訪問、大阪体育大学男子バスケットボール部の
公式戦見学のための費用を支援しました
2023年2月 ピンクシャツデー啓発イベントの物品購入費用
2月の最終水曜日は、「いじめ反対」の意思表示をするピンクシャツデー運動の日。
イベント参加のための物品購入費用を支援しました
2023年12月 クリスマスイベントの費用
2024年5月 なかながや創立7周年 ゴミ拾い&食事会の費用
2024年10月 横浜ズーラシアバス旅行の費用
◆今年の出来事
24時間テレビ&有吉ゼミの「ヒロミの八王子リホーム!~築60年以上!長屋の子ども食堂を大改造~」と題して、
フルリホームを実施しました。
リホーム前のなかながや
昭和の長屋をそのまま使用していました
◆なかながやの一日
5:30 ながやに到着
朝食の準備
7:30 朝ながやに来た子どもを学校へ送り出す
片付け
10:00 月・火・金のみ
フリースクールの子ども達が到着
11:00 ボランティアスタッフと一緒に昼食づくり
12:00 昼食
13:00 夕方まで子どもたちと過ごす
16:30 夕食の準備
17:30 ながやに到着した子どもから夕食
20:00 子ども達の見送り、片付け
※水曜日にフードパントリーの食材を回収し、木曜日に配達しています。
基本、フリースクールは休みですが子ども達がながやへ来たときは、
一緒に回収・分配・配達をすることもあります
◆今後の課題と目標
1)人、物、資金不足
運営費、ボランティアスタッフ共に不足しています
現状、みなさまからのご寄附と助成金でなんとか運営している状況です
2)ボランティアスタッフの統制
以前より人数は増えたが、意識・意見の相違があり、やめてしまうスタッフも多い
子ども達にきちんと向き合えるよう、今後はボランティア研修等も開催したいと考えています
3)支援が受けられない子どもの支援
自立した生活の支援、ながやを卒業してからの支援
なかながやに通う子ども達の事情はさまざまです。親の育児放棄、暴力、親・子どもの障害や病気、いじめ、不登校、生活していくのが大変な子どもが多いです。
まずはなかながやで最低限のマナーを身に着け社会に出られるようにしてほしい。
また、なかながやを卒業してからも何かあれば連絡できる環境を作っていきたい。
◆アドバンテージ・アール・エーとして
アドバンテージ・アール・エーは、イベントに対して寄付をしてまいりました。
「食材はご寄附いただける方もいますが、運営資金は皆さまからのご寄附と助成金でなんとかやっています」といつも話している和田さん。
このままイベントに対しての支援でいいのか?と考えることもありますが、和田さんからは「イベントに対して寄付をしてくださる方はいません。
今後も今まで同様にお付き合いいただければありがたい」とおっしゃっていました。
運営費のために届ける寄附も支援の一つですが、話題の一つとしてなかながやの事を多くの方に知っていただくこと。
そして、子ども達の笑顔、思い出作りのために今後も和田さんと連絡を取りながら支援をしていければと考えています。
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