【断捨離のススメ】
皆さま、こんにちは。
気づけば、2022年も残すところ2ヶ月となりましたね。年末に向けてやりたいことと言えば・・・
お部屋の片づけですよね。
私は現在の部屋で10年近く過ごしています。
そのため物が増え、洋服や書類が収納スペースに入りきらず、床に直接置かれている状態です。
物が多いと掃除のたびに移動させたり、必要な時にすぐに取り出せなかったりとストレスに繋がることも・・・。
そこで、最近は重い腰を上げ「断捨離」をするようにしています。
■断捨離とは■
皆さまも耳にしたことがあると思いますが、断捨離という言葉は2010年の新語・流行語大賞にノミネートされ、
「断捨離ブーム」が起きましたね。物を捨てるだけでなく、仕事や人間関係を整理することも断捨離の対象となるようです。
また、断捨離の文字には、それぞれ意味が込められています。
「断」・・・新たに入ってくる不要なものを断つ
「捨」・・・いまある不要な物を捨てる
「離」・・・物への執着から離れる
不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする
ヨーガの思想から来ているそうです。
無駄な物を減らし身軽に暮らすだけでなく、精神的な意味合いもあるみたいですよ。
「断」~新たに迎え入れるものを吟味する~
インターネットショッピングが普及し、いつでも手軽に物が購入できるが故に、
物を持ちすぎている方も多いと思います。実は・・・私もです!
宅配ボックスがあると、配達日を気にせずポチッと注文してしまうんですよね。
気軽に購入できる時代だからこそ、「欲しい」かどうかではなく、「必要」かどうかを
立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、季節によって揃えたいと思う洋服。
「このデザインが素敵だから」、「いま、この色が流行っているのよね」などという理由で
手に入れても結局着なかったという経験はありませんか?
「寒くなってきたから暖かいアウターが必要だな」、「仕事で切るブラウスを新しくしたいわ」など、
着る場面や買う理由がはっきりしている時は購入に踏み切っていいと思います。
でも、流行りのファッションを追い求めすぎない事も大切です。
「流行は繰り返す」と言われていますが、いま流行っている物はやはり数年で廃れてしまいます。
割り切ってワンシーズンだけ着る!と思えるなら、処分する目安があり所有してもいいと思いますが、
来年は着られないかもしれない・・・と感じる洋服は買わない選択をするのも一つの手段ですね。
日頃使っている日用品はどうでしょうか。例えば洗剤。多くの物を使用していませんか?
私は自宅で「ウタ●ロ(アミノ酸系洗浄剤)」を使用しています。
この洗剤は1本で油汚れ、水垢、湯垢、手垢をしっかり落としてくれます。
キッチン、お風呂、トイレ、フローリングなど、いろいろな場所に使う事ができます。
「塩素系漂白剤(ハ●ター)」は、台所用、トイレ用など用途別・場所別で商品名が異なりますが、主成分を見ると
「次亜塩素酸ナトリウム」という成分で作られています。希釈や粘度が異なっていたり、キッチン用には洗浄成分が
プラスされていたりと多少の違いはありますが、基本的に1本あればどこでも漂白することができます。
私はキッチンも、洗濯機の漂白も、お風呂の排水掃除も1本で済ませています。
用途別で洗剤を持つ必要がなくなると、何種類も買う必要がなく保管場所もコンパクトになり、
なんといっても節約にもつながります。洗面室の収納があまり広くないという方は、主成分をチェックした上で
必要な物だけを買い揃えておくと良いかもしれませんね。
「捨」~必要なもの、不要なものを分ける~
整理収納アドバイザーの方に、「収納の一番のコツはなんですか?」と尋ねたところ、「まずは物を捨てることです!」と
即答されました。物が多すぎると、部屋も整わないそうです。
わかってはいるけど、なかなか簡単には捨てられない!という方には、「使用期限ボックス」がオススメです。
しばらく使ってないけど、まだ使うかもしれない・・・。と、処分するには決心がつかない物は使用期限ボックス
(保管開始日から3ヶ月など期限を決めておきましょう)で一時保管します。
その期限を過ぎたら不要と判断し、処分するのです。
いつか使うかも。と思い保管していても、必要とする時が来なかったと思えると、捨てる決心もつくようです。
物によって1ヶ月、3ヶ月、半年など期間ごとにボックスを作ってみてもいいかもしれません。
自分の中でルールを作ることで物を手放す決心がつけやすくなりますよ。
ちなみに新築分譲マンションは24時間ゴミ出しが可能ですので、処分を決めたらすぐにゴミ置き場に持って行けます。
次のゴミの日まで保管しておくと、ずるずると部屋に滞在させてしまうかもしれませんので、思い立った時に手放せるのはいいですね。
「離」~物を持ちすぎない暮らし~
必要なもの、不要なものを区別し、不要なものが処分できると部屋がすっきりして心地よい空間になります。
我が家は特にキッチンが物で溢れやすく、コンロの上には常にお鍋やフライパンが置いてある状態に。
作業スペースにも食器や調理器具などを出しっぱなしにしてしまいます。
調理器具は大きなものが多いですよね。大きなお鍋に小さなミルクパン、サイズ違いのフライパンに
●●専用のフライパンなど、用途に合わせた物を揃えると収納も足りなくなってしまいますよね。
他の調理器具で代用できないかな?と考えると、おのずと必要な物だけが残るかもしれません。
そこで、私も思い切って大幅に処分をしてみたところ、コンロの上には物を置かずに済むようになり、
さらに片付いたキッチンを眺めるとスッキリとした気持ちになりました。
処分をすることに慣れてくると、「処分をするのが面倒だな」と思えるようになり、
「これ、買わなくてもいいかも」という気持ちになります。
断捨離は時間も労力もかかります。
わかっていても「いつか使うかもしれない」、「処分するのが面倒」とついつい後回しにしてしまいがちです。
断捨離をして、お部屋も気持ちもスッキリ快適な空間にしてはいかがでしょうか。
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